2014年 10月 05日
芳香蒸留水ラボが終了しました |
先週末 松庵文庫さんにて開催された
「芳香蒸留水ラボ」のレポです。
わたし自身も参加者のひとりとして
楽しみにしていた芳香蒸留水ラボ。
植物の錬金術師 及川久実先生ことくーみんさんを仙台からお招きして
自宅での芳香蒸留水の作り方、
くーみんさんご自分で考案した蒸留水器の扱い方、
芳香蒸留水の使い方など
とても楽しくてためになるお話をいただきました。
蒸留水器を作るきっかけになったのは東日本大震だったそうです。
もともと野菜を育てていたおかげで震災でも食料に困ることもなかったくーみんさん。
自宅内の水光栽培によって育てた野菜をご近所にも配られていたほど。
そして飲料水の確保として蒸留水器をつくりはじめ
芳香蒸留水も同じしくみで作れることがわかったのだそう。
震災以降 庭の土からもセシウムが検出されるようになり
趣味のガーデニングを楽しんでいた友人たちが植物から離れてしまったそうですが
セシウムなどの重金属を除去できる芳香蒸留水器をプレゼントするととても喜ばれ
荒れていた庭は以前にも増してハーブや植物が増え、
友人やご近所さんたちの庭もよみがえっていったそうです。
仙台で被災した経験があるからこそ
サイズや重さなどにもこだわってつくった手作りの蒸留水器付のWS。
今回松庵文庫さんでの芳香蒸留水ラボでは
遠くは山形、大分からお越しの方まで多くの方に参加していただきました。
くーみんさんとしては地元の東北で広めたいはずのWSですが
関東や他県からのお誘いが多く
逆にこちらでの盛り上がりを受けて地元でも盛り上がりが出てきているみたいです。
東北の方に、必要としている方に広がりますように。
精油も少しだけ摂れました!
部屋中を満たすハーブたちの香りに包まれて体の中、心も浄化されたような感覚。
くーみんさんの 「香りがなぜ人の心に作用するのかーそれは植物の魂だからじゃないか」という言葉がとても心に響いた魔法のようなじかんでした。
植物のチカラ、植物がもたらしてくれる豊かさ、
わくわくするような楽しさを伝えてくださってありがとうございました。
蒸留水器、すでに自宅で何度も使わせていただいていますが
これからも大切に使い続けたいと思います。
素敵な場所を貸してくださった松庵文庫岡崎さん、
スタッフの皆様もありがとうございました。
芳香蒸留水の輪が広がりますように。
芳香蒸留水はそのままでもさっぱりタイプの化粧水として使用できますが
しっとりタイプの化粧水として使用されたい場合は
芳香蒸留水100ccあたり 小さじ1/4~1/2のグリセリンを加えても。
わたしもここ3~4年ほどは手づくりの化粧水をつかっています。
*グリセリンはアロマのお店や薬局などで購入できますが
アロマのお店で売っている植物由来のものが個人的にはおすすめです。
(グリセリンの代わりにはちみつや酵素シロップを使用されている方も)
by hanauta_diary
| 2014-10-05 22:07
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